本日のヨガは、太陽礼拝をベースに運動量の多いパワーヨガ。
2月からはじめて、中級の内容になってきている。
当初は、ILP(インテグラルライフプラクティス)の一貫してはじめ、呼吸や意識状態への意識を向けていたが、ここ最近ヨガをして思うことは、この時間は、自分の身体を丁寧に感じていく時間になっている。
1時間のレッスンの中で、色んなポーズを行うわけだが、その1つ1つで、今の身体の状態に意識を向ける。
今日は結構足がつまってるなとか、お尻の肉が固くなってるなとか。
学生時代に部活をしていたころにも、身体のメンテナンスをしていたが、こんなにじっくりしてきた記憶がさほどないから新鮮だ。
身体の状態は、日によって微妙に異なる。
中級クラスは、動きにもよりバリエーションが出てくるので、今日の状態にあわせいく。
今日はここまでできたとか、ここまででとめておこうとか。
そういう観察が楽しい。
インテグラル理論では、心身一体している段階を「ケンタウロス段階」と呼んでいる。
物理的な身体と、思考感情を伴う心が一致しているのを、馬と人が一体しているケンタウロスをメタファーにされている。
発達していくと、我々は思考や感情という心に意識がいくのだが、身体感覚の鋭さが減っていく。
物理的にも、身体が固くなると、身体感覚の鋭さも減る。
そうなると、ケンタウロス段階になりにくくなる。
昨晩、コーチングのスーパービジョンの会でも感じたのだが、コーチ側がどれほど多くの違和感を感じ取り、仮説を立てられるかが重要に思う。
それは思考から来る場合もあるが、身体からも感じ取れる情報がある。
私はいかに思考に偏りがちか。
自分の思考の強みを活かしながらも、身体からの感じ取れることも増やしていくことが、とても重要に感じている。
その意味で私にとってヨガは、身体に耳をすませ、感覚を研ぎ澄ませるプラクティスになっている。
2021年6月18日の日記