時刻は23時56分。
先程、第三回C-1グランプリのイベント、およびその打ち上げ?を終えて今にいたる。
いや〜楽しかった。
きっと明日になると忘れてしまうだろうから、今この瞬間感じていることを残していきたい。
CONTENTS
創造すること
今回打ち上げで、アンコールでセッションが始まった。
それは、アイデアとして出た「講談コーチング」。
とある出場者のコーチが講談好きで、講談を活かしたコーチングをやってみるとどうなるのか?というアイデアから始まった。
これをその場で即興してやったコーチの挑戦は本当にすごいし、私の中でめちゃくちゃ興奮した瞬間だった。
それは、きっと私の中で「創造する」ことをしたいからだろう。
コーチングもカウンセリングもサイコセラピーも、色んなやり方が生まれてきた。
私自身も、今までの流派を学ばせていただいているが、いわば消費しているに過ぎず、実は何かを生み出しているかというと、生み出せていないのかもしれない。
それは守破離という流れの守では、とても大事なこと。
だが、破や離は異なる。
私は先人たちの知恵という巨人の肩に乗ったうえで、消費者から生産者でありたい。
そんなことを感じさせていただいた。
C1グランプリさんが望む「エンタメ」
創造という原理は、「進化思考」の中で、変異と適応が、螺旋構造を登っていくように生まれていくる。
「変異」、それはバカになったり、変になったり、面白さであったり。
そして、その振れ幅は、大きければ大きいほどいい。
今回もC1グランプリの「エンタメ」について話題があがった。
審査という文脈は一旦置き、林健太郎さんがどうではなく、仮にこのC1グランプリそのものに生命があるとして、C1グランプリさんがどうなりたがっているのかというと、新しいコーチングを望んでいるのかもしれない。
それは私たちが既知の感動ではなく、未知の感動を。
そう、笑いじゃなくて、「感動」なんだと思う。
審査という立場で感じること
今回審査を通じて、今思い浮かぶ言葉は、「知覚力」。
私たちは、同じセッションを見ても、それをどう知覚できるか、認識できるか、人それぞれ異なる。
ここをどれだけ多く知覚できるかが、コーチとしての成長の鍵であると思う。
ビジネスの中でも、Self-Awarenessの重要性が謳われ始めた中、自分自身で今この瞬間自分の言動について、その背景にある自分の源について、どれだけ知覚できているか。
改善するというのは、当たり前だが、違和感なり課題なり知覚できているから改善できるのである。
私自身も、僭越ながら審査という立場で、終わった直後、このセッションについてのコメントをいただける機会をいただき、その重要性を改めて感じた。
知覚できる広さ深さを拡張していきたいと思う。
今回も素晴らしい機会を本当にありがとうございました。
2021年10月29日の日記より