Journaling

日記「あじわい」

Journalingトップ

第3回C1グランプリを終えて#319

時刻は23時56分。

先程、第三回C-1グランプリのイベント、およびその打ち上げ?を終えて今にいたる。

いや〜楽しかった。

きっと明日になると忘れてしまうだろうから、今この瞬間感じていることを残していきたい。

創造すること

今回打ち上げで、アンコールでセッションが始まった。

それは、アイデアとして出た「講談コーチング」。

とある出場者のコーチが講談好きで、講談を活かしたコーチングをやってみるとどうなるのか?というアイデアから始まった。

これをその場で即興してやったコーチの挑戦は本当にすごいし、私の中でめちゃくちゃ興奮した瞬間だった。

それは、きっと私の中で「創造する」ことをしたいからだろう。

コーチングもカウンセリングもサイコセラピーも、色んなやり方が生まれてきた。

私自身も、今までの流派を学ばせていただいているが、いわば消費しているに過ぎず、実は何かを生み出しているかというと、生み出せていないのかもしれない。

それは守破離という流れの守では、とても大事なこと。

だが、破や離は異なる。

私は先人たちの知恵という巨人の肩に乗ったうえで、消費者から生産者でありたい。

そんなことを感じさせていただいた。

C1グランプリさんが望む「エンタメ」

創造という原理は、「進化思考」の中で、変異と適応が、螺旋構造を登っていくように生まれていくる。

「進化思考」と「進化の構造(インテグラル理論)」#190

「変異」、それはバカになったり、変になったり、面白さであったり。

そして、その振れ幅は、大きければ大きいほどいい。

今回もC1グランプリの「エンタメ」について話題があがった。

審査という文脈は一旦置き、林健太郎さんがどうではなく、仮にこのC1グランプリそのものに生命があるとして、C1グランプリさんがどうなりたがっているのかというと、新しいコーチングを望んでいるのかもしれない。

それは私たちが既知の感動ではなく、未知の感動を。

そう、笑いじゃなくて、「感動」なんだと思う。

審査という立場で感じること

今回審査を通じて、今思い浮かぶ言葉は、「知覚力」。

私たちは、同じセッションを見ても、それをどう知覚できるか、認識できるか、人それぞれ異なる。

ここをどれだけ多く知覚できるかが、コーチとしての成長の鍵であると思う。

ビジネスの中でも、Self-Awarenessの重要性が謳われ始めた中、自分自身で今この瞬間自分の言動について、その背景にある自分の源について、どれだけ知覚できているか。

改善するというのは、当たり前だが、違和感なり課題なり知覚できているから改善できるのである。

私自身も、僭越ながら審査という立場で、終わった直後、このセッションについてのコメントをいただける機会をいただき、その重要性を改めて感じた。

知覚できる広さ深さを拡張していきたいと思う。

今回も素晴らしい機会を本当にありがとうございました。

2021年10月29日の日記より

アーカイブ

LOADING...