今日久しぶりにNVCに関する学びをした。
ほんと温かかった。
初めて読んだのは、9年前か。
その当時と比べて私も成長して捉え方が変わっている。
今日改めてNVCに触れて、このNVC固有の魅力って何なのだろうという問いが生まれた。
でも、これ自体、どの観点で述べるかによってかなり色んなことが言える。
そもそも、どうしてこんな問いが生まれているのだろう。
どんな意図をもっているんだろう。
なんか、どんなことでも、それ固有の魅力を見つけ出すことで、居場所を作りたい。
自分が統合的なセラピーをするにあたって、メタ的に捉えておきたい。それによってうまく使い分けるようになっていたい。
そんな意図だろうか。
CONTENTS
固有の魅力
(1)とにかくシンプルで実践的であること
とにかく実践的。これを改めて感じる。
観察、感情、ニーズ、リクエストという削ぎ落とされて洗練されている。
(2)感情リスト、ニーズリスト
9年前に読んで以来だったが、その間ずーっと見ていたのは、このリストだった。
言葉にすることで認知するわけだが、そのバリュエーションがあればあるほどしっくり感情を掴むことができる。
(3)非暴力コミュニケーションという願いと、そこから生まれた社会的活動
でもなんといっても、ローゼンバーグの痛みの奥にある温かいニーズから生まれたものであり、世界中でそれが広がったこと。
いや〜これに尽きるのかもしれない。
NVCの前提には、
・人類共通するニーズがある
・全人類思いやりが備わっている
・自身とつながることが平和への近道
など、ここに込められた願いがある。
そして多くの人の活動として活かされていること。
温かくなるのは、この思想がある。
セラピー的な観点
ロジャーズからきていることもあり、ロジャーズの理論や、ジェンドリンの理論にもつながるところは多い。
行動療法でも精神分析でもトランスパーソナルでもなく、人間性心理学なのかな〜と思う。
それゆえに、プレパーソナル、パーソナル段階には必須であるし、自分の状態が悪い時ほど、感情が大きいほど重要に思う。
今日改めて感じたのは、自分が発達すればするほど、それに対する認知が変わる。
その意味で、これまで学んだこともすべて新しい学びとして、自分の中に取り入れていきたい。
これを本当に大切にしたい。
2021年7月15日の日記