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日記「あじわい」

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第三層にある段階としてのサトル、コーザル、ノンデュアルとは何なのか#363

インテグラル理論の中で、意識状態として表現される、グロス、サトル、コーザル、ノンデュアル。

5つの瞑想状態・意識状態の定義を実体験に紐づけて#352

 

意識段階においても、第三層には、ビジョンロジックを越えて、サイキック、サトル、コーザル、ノンデュアルがある。

これは何なのか?

このあたりが実に難しい。

一般的には、意識状態は一時的なもの、意識段階は恒常的なもの。

ゆえに、一時的ではあった意識状態が、恒常化することになる。

それはわかるのだが、具体的にはよくわからない。

そういえば先日、加藤さんがこんなことを言っていた。

「私は孤独を感じるのではなく、孤独(感)として生きているんです」

「私は幸福を感じるのではなく、幸福(感)として生きているんです」

つまり、第二層までの段階であれば、微細(サトル)として感じる孤独や幸福も、第三層では恒常的、それ自体として生きているということになるのではないか。

これがまさに、段階としてサトルといえよう。

そういえば、今書きながら思い出したが、鈴木大拙の著書「日本的霊性」に妙好人として浅原才市という人が紹介されている詩がある。

妙好人、浅原才市の詩「わしが阿弥陀になるんじゃない」#263

そこに書かれているのは、

わしが阿弥陀になるんじゃない
阿弥陀の方からわしになる
なみあみだぶつ

まさにそのときの日記で書いたように、無分別智である境地と言える。

まだまだ奥が深いが、小さな気付きを残しておきたい。

2021年12月15日の日記より

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