1時間ほど前だっただろうか。
今日の最後のセッションが終わり、ひと休憩しようと、先月石垣島で買った35(サンゴ)珈琲を飲みながら、机に戻った。
気分転換に何かしようかと思って、PCの画面をみると、ずっと未読にしていた加藤洋平さんからきていたメールが目に入った。
「発達理論を楽しみながら学べるオンラインゲームの公開」
そうだ!これやろう!と思って、はじめてみた。
これがめちゃくちゃおもしろい・・・!!!
いやおもしろいでは到底表現できていない。感動すらある。
その衝撃に、先程友人数名にすぐメールでお知らせをして、今この瞬間、興奮冷めやらぬまま、このワクワクした感情とともに、徒然なるままにジャーナリングに残しておきたい。
CONTENTS
ゲームの冒頭
「そもそも発達理論やインテグラル理論がゲームで学べるなんてどういうことなのだろう?」「クイズゲームか何かか?」
そう思ってはじめてみた。
オランダの素敵な景色と、「ゆず」という可愛いトイプードルともに始まる。
すると、冒頭、こんなメッセージから始まる。
なんて素敵なメッセージだろうか。
そして犬目線?つまり、人間をどこか超越した目で見るということを暗喩しているのだろうか。
そんなことを思って始めた。
ゲームに込められた想いは?
そして、私も大好きな名言2つ続く。
ゲームをし終わった今、とあることに気付いた。
始めた時はこういった「名言」が続くのかなと思えば、ほとんど出てこない。
むしろこの冒頭のみかもしれない。
そして、この「ゲームの目的」と製作者である「加藤さんの想い」が、この冒頭のメッセージと名言につまっていることをしみじみ感じている。
そう、このゲームは、発達理論やインテグラル理論を、理論としてインプットして学ぶのではなく、今ここにある現実を通じて、自分自身の人生を通じて、実践しながら学んでいくゲームなのである。
ゆえに、クイズ形式のゲームではなく、加藤さんの日常の気付きを綴った日記(リフレクションジャーナル)を土台にしたゲームになっている。
加藤さんに息づくものをゲームを通じて触れ、自分の中に湧き起こった感覚を補助線に、プルーストがいうように「新しい目」で現実と出会い直すためのゲームなのである。
ふと、去年の10月から、半年間加藤さんとご一緒したゼミの最終日のことがよぎった。
涙ながらにこんな言葉を贈ってくれた。
「同行二人」
空海の言葉ではあるが、加藤さんが大事にしている言葉でもある。
このゲームは、自分の人生という旅路においても、いつも弘法大師ならぬ、加藤洋平さんがいて、共に悟りへの道を歩んでいく、そんな感覚がある。
「おすすめしたい人」を書いてみる
うん、今書いてみて、思うのだが、相当マニアックなゲームである。笑
マニアオブマニア。
言えば当たり前だが万人受けするようなゲームではない。
しかし、これがいいのである。
どのプロダクトにおいても、NPS(ネットプロモータースコア)をとるが、「誰にでも勧められるようなもの」が大事なのではなくて、「猛烈に勧めたくなる存在がいるくらい圧倒的な価値があったか」が大事なわけ。
そう思うと、このゲームはマニアには強烈に勧めたい。
・発達理論、インテグラル理論に関心がある
・広く人間や世界にまつわる心理学、哲学、宗教、思想などに関心があり
・対人支援者に関わる人
にはもちろんだし、
・毎日を丁寧に生きたい人
・何気ない日常から気付きを得たい人
・日記(リフレクションジャーナル)をしている人
・このプルートスとニーチェの名言に共感する人
「本当の発見の旅とは、新しい景色を見ることではなく、新しい目をもつことにある」マルセル・プルートス
「いかなる偉大な哲学よりも、自分の身体により偉大な叡智が存在している」ニーチェ
そして、おそらく何よりお勧めしたいのは、加藤洋平さんという存在に興味がある人だろう。笑
私自身は、当面、朝か夜かのどちらかのルーティンワークにこのゲームをいれたいと思う。
そして、ときよりそこから生起したことをジャーナリングして、毎日をあじわいたいと思う。
12月16日の日記より
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