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日記「あじわい」

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創造性・デザイン思考そのものの捉え方 #40

今日はとあるゼミにてデザイン思考の対話をした。

4年ほど前にグロービスで学び、ビジネスをつくる上でも取り入れた部分はあったが、恥ずかしながら今となっては全く考えもしていなかった。

これを私自身が当時、単にビジネスをつくる段階での思考と捉えてしまっていたからである。

今となれば、あらゆるところで、この思考がいるように思う。

今回の対話を終えて、改めて自分にとって意識したいことを残しておきたい。

(1)創造性を前提にたつ

私自身、創造性に自信がない。

しかし「クリエイティブ・マインドセット」を読めば、誰もが創造性があるし、それは後天的に開発可能だということを強く訴えてくれた。

対話の中でも、冗談半分で、「ストレングスファインダーでも着想が低くて」とか言っている自分がいるが、それ自体、他者視点はなく自分でアンケートに回答した結果なのだから、結果がそうなってそのとおり。

対話中に「コーチングそのものは創造的なもので、阿世賀さんはされてますよね」って言われた時に、そもそも自分が創造的と思えないのは、自分にとっては当たり前にできているから気付けていなく、自分になく他者にある部分に目がいっていたからそう思っているのではないか、と思う。

そう思うと、一日の中で、当たり前にできていたけど、これ創造的だよねってことに気付いていくことも大事かもしれない。

誰一人同じ経験、同じ脳で同じ感受性はないのだから、誰でも創造的な生き物なのだと、自分自身を含めて誰に対してもその前提をもっていたい。

(2)クリエイティビティの定義

創造的の定義は、「今までの経験や知識では思いつかなかったものつくり出すこと。」だとしたい。
今回ゼミ用の事前アサイメントをしている途中何度も思ったのだが、どうも私は、デザイン思考を高尚なものとして捉えている。

それは書籍の中のイノベーティブな事例に引っ張られている。
世の中にないものをとか思ってしまう。

だが、これまで色んなイベントを考えたり、グロービス在学中にも色々ビジネスプランを考えたが、新しいプランなんてそうない。

オズボーンのチェックリストにあるように、アイデアは何かを組合せたり、引いたりで起こるもの。

そして何をもって新しいとするかなんて、何と比較するかによる。そのモデルやルールを別の国や業界に入れると革新的なことが起こることはよくあるが、それもどちらの立場でみるかによって新鮮さは違う。

だから当たり前のように思うが、創造的というのは、シンプルに「その人にとって、今までの経験や知識では思いつかなかったものつくり出すこと」でいいのだ。

そう思えば、私の中のハードルが下がり、
もっと身近に小さなことからいろんなことに創造的に取り組めそうだ。

コーチングは、コーチ自身のクリエイティビティが問われる。いやもっといえば、人間そのもの、人生で経験したすべてが問われるものなのだから、クリエイティビティも重要な点。

その点、私自身の創造性を今年は創作活動やジャーナリングを通じて磨いていきたい。

他にもいろいろあるが、今日はこのあたりにしよう。

2021年1月19日の日記より
2021年1月23日

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