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日記「あじわい」

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理論の輪郭を鮮明にするために#331

時刻は21時40分。

明日は早朝より石垣島に向かうため、今日はそろそろ寝たい。

少し急ぎ目にジャーナルを始める。

今日は、昨日のジャーナルの話題の中で出た

理論への深い理解がないために、過ちを犯し続けてしまっている。

という件について少し書きたい。

理論への深い理解は、たとえば

「この理論の固有の魅力は何で、逆に盲点や限界は何か。」

とか。

この時、理論の理解をどう深めていくのがいいのだろうか?

先日、発達理論のマスターコースの中で伺った失敗談を伺って、興味深い気付きをいただいた。

理論の活用が上手くいかなかった際、それは、

A)自分が理論への理解が足りていないからなのか?

B)その理論自体の限界点があり、その場面への活用自体がもともと無理があるからなのか?

少なくともこの2つの可能性がある。

仮に原因がBにも関わらず、Bという発想がなく、Aだと思いこみ、その理論をより理解しようとさらに信奉していく。

活用してもうまくいかず、泥沼のサイクルにはまる。

この失敗談をお聞きして、めちゃくちゃ勉強になった。

ゆえに、少なくともこのAとB両方の可能性をもっていたい。

さらに、AとBの理解を深め方は、全く異なる。

Aは、その理論をより信奉するのだが、Bはその理論から離れ、比較する別の理論との共通点や差異点を見ていかねばわかってこない。

ゆえに、Aを理解するには、よりAについて学ぶ一方で、Aの隣接学問に触れていくことでAの輪郭をつくっていくことも必要になることを忘れてはならない。

これが以前書いた心理学を本質的に学ぶなら心理学を離れた方がいいということと同じこと。

心理学を本質的に学ぶなら心理学を一度離れること#305

 

改めて意識しておきたい。

2021年11月10日の日記より

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