今日加藤洋平さんからコーチングセッションをしていただいた。
気付きがあまりにも多く、1つ1つ何日かにわけて残しておきたい。
今日はありがたいことに、加藤さんから見た私についてフィードバックいただいた。
そのうち印象に残ったのは、私は「感染力」があるということ。
「感染力」という言い方は加藤さんならではの表現。
一般的にいうと「影響力」と言えようか。
確かにいわれてみれば、ストレングスファインダーでも影響力の項目は高く、自己評価で結果が出るものゆえに、自己認識としても持っている証拠だろう。
影響力の源泉は何なのだろうか。
こう書くと、ぱっと浮かぶのは、影響力の武器のロバート・チャルディーニ。ポジションパワー、パーソナルパワー、リレーショナルパワーと分けられ見事な整理だ。
その理論的なことはおいておいて、私が仮にわずかかもしれないが一定の影響力がもしあるして、なぜあるのかと言われると、その影響力の源泉は、自分が影響を受けやすいということなのだと思う。
影響力をつけるためにつけたわけではない。
単に自分が影響を受けやすいことが結果影響力がついたに過ぎない。
これは私が4人兄弟の末っ子で、幼少期ながら上の兄弟や友人から影響を受けて育ってきたことが大きい。
自分が他者から影響をうけて、学ばせていただき、感謝を伝える。
そうすると、結果的に自然と相手が自分に関心をもっていただける。
私の源泉は、ただそれだけなのだと思う。
影響を受けやすいというと、何か自分の軸がないように思うかもしれないが、たしかにこのあたりはその個人の発達段階において、多少要素は変わるだろう。
ただ、いずれにしても影響を受けるということはとても良いことなのだと思う。支配されることと影響されることは異なる。
オレンジ段階を越えて、グリーン以上は、相互作用からなる個人や社会に気付き、自己を徐々に透明にしていくフェーズに入っていく。
私自身は、聖なるものへの畏怖心をもって、影響を受ける形で実践する。
それが結果的に相手にも作用される。
その意味で、感染力という表現のほうがあっているように思う。
これをロバート・チャルディーニの理論に戻せば、これがパーソナルパワーの源の1つといえる。
そして、キーガンの発達段階でいえば、相互発達段階で、相互に影響をしあいながら成長していく。
もっというと、影響は、認識できているかの差もあり、誰もが社会の中に埋め込まれており、自己は、社会や他者やあらゆるものと相互作用しあいながら成り立っていて影響をうけあっている。
発達を遂げていけば、その認識を深くもてるようになり、自然と誰もがパーソナルパワーがあがっていくもののように思う。
どんなものに良い意味で感染されて、流れの中で生きていきよう。
2021年3月23日の日記より
2021年3月26日