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日記「あじわい」

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感謝という解毒剤#307

時刻は23時55分。

昨日ようやく雨らしい雨が降ってくれ、畑に水が潤った。

畑の作物も大喜び。今日はいろんなものを収穫できた。

収穫時であるさつまいも、白豆、先月植えたごぼうやかぶらも、間引きをした菜っ葉もある。柿も。

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夜ご飯は、採れたての間引き菜をいただく。本当に美味しい。

畑を通じて、食への有り難みをより一層深く感じるようになっていっている。

食べるたびに感謝の気持ちになる。

畑をする以前は、お金で買っており、自分で稼いだお金ゆえに当然のように食べていたが、今は農作物や土や水や太陽にさえ感謝の気持ちが自然と湧き出てくる。

畑を通じて、感謝の念が深まっていることを感じる。

感謝がどれほど重要なのかは、あらゆる教えが伝えてくれている。

古くは、仏教の慈悲の瞑想や、ネイティブアメリカンの感謝の祈り、近代になって科学的にも多くの重要性を示してくれている。

改めて、感謝というものが何かといえば、感謝とは、すでに経験していることに喜びと満足感を感じること。

「足るを知る」というのは、この感謝から始まる。

今の消費社会、産業成長型社会にとって、感謝こそが解毒剤になる。

大自然に触れるなり、仕事で多くの人と関わるなり、あらゆることを通じて、その日感謝で始まり感謝で終わりたいと思う。

2021年10月17日の日記より

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