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日記「あじわい」

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甥姪と凧揚げを通じて感じる自分の変化 #18

実家に帰っていることもあり、可愛い甥姪と凧揚げをした。
風が強く絶好の凧揚げ日和で、寒さを忘れるほど楽んだ。

8歳と5歳の子どもに、凧揚げのコツを説明する際、揚力の説明をしようと思いながらも、「凧の気持ちになって風を感じてあげて」と言っている自分がいた。

自分で言っておきながら、昔はこんな説明の仕方をしなかったなと思い、自分の小さな変化に面白みを感じながらコツを教えていた。

甥っ子も姪っ子も、自分が頑張って走ることで凧をあげようとしている。(これはこれでとても可愛い。)
一方、今度は私が手本として見せるのは、ほぼ動かず凧をあげる。

不思議そうに見る甥姪に、
「凧はね、僕が頑張らなくても、十分飛べるだけの力があるんだよ〜」
と言った。

ほぼ何もせずとも、凧は自身のもつ形状、風という外的リソースをつかってあがる。
落ちそうになれば少しだけサポートをする。

何でもかんでも学問に引き寄せるのもどうかと思うが、まるでこれも「実現傾向」のように思える。笑
凧は飛ぼうとしたがっている。笑

そこまで言わなくとも、「大事なことは凧の気持ちになる」とは、改めてそうだと思うし面白い。笑

コミュニケーションでも自分の視点にいる限り、より良くなりにくい。何事も他者の視点に立てて、わかることがある。

凧揚げを通じて、自分ではなく他者の視点の大切さを感じてもらえたらと思いながら、まだ8歳と5歳の子どもにどこまで通じたかわからないが、何か無意識の中にでも入れば嬉しい。

あとは何より、純粋に凧揚げが上手になって楽しんでくれて嬉しい。

正月だな〜

2020年12月31日の日記より
2021年1月1日

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