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日記「あじわい」

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今日はyoutubeでいつものように音楽をかけていたら、YouTuberヨビノリさんの「中学数学から始める相対性理論」の動画が出てきたので拝聴した。

2時間もあるので、まだ全然見れていないのだが、冒頭で非常に面白いことを言っていた。

相対性理論を学ぶメリットは、相対性とあるとおり、物事を相対的に捉えることができる、という。

ほお、これはまさに発達理論を学ぶ私が、色んな物事を相対的に捉えることを意識しているにぴったりのメリットではないか。

わかりやすいところで、物事を相対的に捉えていくためには、反対意見の背景を把握すること私は大切にしている。

先日みた映画「怒れる12人の男」でもあったが、ただ1人の反対意見をバカにして、多数派である自分たちを仲間意識を感じて安心するのは容易い。

反対意見が、どういう論理なのか、どういう感情があるのか、どういう原理でそう把握されているのか、などその奥をみるようにして、はじめて自分の意見を比較でき相対的に捉え始めることができる。

しかし、これも相対的に捉える1つの方法にすぎない。

ヨビノリさんは、また違った観点で相対的に捉えることを促す。
相対性理論を学ぶことは、直感と反することを理屈で受け入れる訓練なんだという。

たしかに太陽が地球の周りを回っていると直感的に思うが、実際には地球が回転している。

相対性理論だけにとどまらず、数学や物理などの自然科学は、直感と反することを理屈で受け入れる訓練なのかもしれない。

そう思うと、言い古された表現かもしれないが、自分にとって未開拓な世界に触れていくことは、自分にとって当たり前に思っていたことを疑え、相対的にとらえていく機会になるのだと改めて感じる。

2021年は、自分に未知な体験をたくさんさせたい。学問に留まらず、芸術などの創作活動にも広げていきたい。

2020年12月30日の日記より
2021年1月10日

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