今日は一ヶ月ぶりに宮越大樹さんにコーチングを学ぶ。
皆とともに、セッションのプロセスの中で、ここでどんな問いが良いのか、ここからどんな展開をさせていくのがいいのか、話し合う。選択肢は多くある。
プロセスは本当に多様であるから、多くの選択肢をもっておきたいと思う反面、既に私なりの持論も多くある。
自分の持論以外に、それぞれの選択肢に対しては、どういう文脈でどういう意図があって有効か、それをフラットに話す。
持論にこだわることを手放すことを大事にしていながら、今回は自分の持論が有効のように思う。
一方で、ここで本当に有効なのかと自問する。考えられることを語っているが、語られない部分があるよう直感する。
やってみないとわからないこともあると思い、あえていつもとは違う選択肢をやってみた。すると、自分の想像と違うものがあった。
やはり、今の私には、良くも悪くも固まった持論や型が染み付いていると感じた。
持論を相対化することは随分できている感覚が主観ではあるつもりなのだが、それでも結果的に持論を優先することが多い。
それ自体、一度相対化していることに意味はあるのだが、持論以外をどこまで捉えきれているか疑問がある。
あえてやってみる。今の私にはこれが大事だ。自分の判断を越えるものが多いのだから、判断せず、まずやってみよう。
それ以外にも、個別具体的なことでは、コーチングとして、今改めて掴んでおきたいのが、マッチング&リーディング。
受容してどれくらい相手に合わせるか、一方でドンドン相手をリードするか。絶妙なバランスが問われる。
この辺りも本当にケースバイケースであり、つべこべ言わず、この感覚は今は実践の中で研ぎ澄ませていきたい。
時々私の思考や知識に依存しすぎている感覚がある。
直近は、食わず嫌いせず、今の型を手放しながら、感覚を磨いていきたい。
2021年1月23日の日記より
2021年1月28日公開