時刻は22時50分。
昨日今日はパートナーと九州内を巡りに、1人帰りの新幹線の中にいる。
今日初めて佐賀県にある武雄図書館にきた。
あまりにも魅力的すぎる図書館に、武雄市に住みたくなった。ここには温泉もある。
隣には子ども図書館もあって、私に子どもができたら、毎週末ここに子どもと通いたい。都会で育てるより、こんな環境で子どもを育てたら、どれだけいいだろうかと思う。
図書館にある紙芝居をみて、ハッとした。幼児か小学生低学年以来に、記憶が蘇った。
「そうだ、この紙芝居が大好きで、母にたくさん読んでもらってた」と。
自分の記憶の奥の方にしまってあったものだが、私が多くの人の支えでここまできたことをこうした瞬間にも、気付かせてくれる。
今日は別途、本屋にもいった。
昨日見た映画に触発され、文庫本3冊買った。
合計2600円。
改めてだが、本1冊900円って、なんて安いんだろう。
私が今日買った哲学書3冊は、どれも著者の人生をかけて探求してきたことを書いていただいたことに触れさせていただくのに、たった900円。ランチと同じ値段。
本当は10万以上してもおかしくないと思うし、払ってでも読みたい。
(いや、さすがに払えない苦笑)
それくらい、本の価格は不思議だと思うし、有り難い。
車で移動中、るろうに剣心に話題で盛り上がった。
主題歌はもちろんのこと、BGM1つ心震える。
「The Last woff Suite〜志々雄真実の組曲〜/IV.Red Rain」
という曲がお気に入りなのだが、脳内から離れず、一日中口づさんでいた。笑
このBGM1つとっても、アニメ作品1つとっても、映画1つとっても、俳優さんの演じる役1つとっても、どれも魅力的な創作物だ。
なにか、私毎日こんなこと言ってるように思うけど、笑
本当に人間が生み出した創作物は美しい。
このBGM1つ、アニメのシーン1つ、こんなに心震えるのだから。
それから、今日移動中に昨日投稿したジャーナルに対するコメントがきていた。
SNSの投稿なので、まさか友人が父へ本当に連絡するなんて思ってもなかったが、有言実行に驚き、報告と御礼まで書かれるなんて、温かい気持ちになった。
ジャーナリングを公開するということで、何かの作用、連鎖が目に見えない範囲できっと起きている。
加藤さんがリフレクションジャーナルについておっしゃっていたことを思い出した。
絶えず絶えず、宇宙の中に新しいものが生まれている。
ジャーナルというのは、それを自分なりの言葉で形にしておくこと。
言葉として残すものが宇宙に対する責務と言える。
責務と言うと重たく感じられるかもしれないので、大事な役割という方がいいかもしれない。
その瞬間の気付きをできるだけ残そう。
後にも先にも、自分と同じ人間は生まれない。
見たこと感じたこと、これをできるだけ残そう。そういう役割なのです。
私という人間も、後にも先にも1人。
何の宿命か、21世紀にこのような形で生かさせていただいている。
それも多くの方の支えをいただきながら。
であれば、自分の息づいてるものを、少しでも形にして社会に差し出そう。
このジャーナルも私から生まれた創作物の1つなのだ。
役に立つとか立たないとかではなくて、すべての現象が十分に意味深いもので輝きに満ちているのだから、差し出していこう。
2021年4月4日の日記より
2021年4月5日