4月1日になった。今日は久しぶりに相棒からコーチングを受けた。
コーチングを受けるのは久しぶりだったが、やっぱりコーチングを受けるというのは有り難い時間だと思う。
これだけジャーナリングなり、絵をかくことなり、ヨガなり瞑想なり、色んなプラクティスから自己と向き合っているが、コーチング自体を受けて自己と対話をするということでしか、気付けないことはあるものだなと思う。
どれだけ優れた心理学者、哲学者であろうが、人間という生き物である限り、バイアスというバグを抱えた生き物であって、それを取り除くことはできないのだ。
そして、自己も今この瞬間にも変容し続けており、それと同時に、課題そのものも様々な作用によって変容し続けている。
ゆえに、コーチングはいつになっても有り難い時間である。
そういえば、以前加藤さんとのコーチングセッションでお話のあった「Kosmic address」を思い出した。
いかなる観点に、認識論的空間及び存在論的空間に固有のアドレスがあるということ。
ウィルバーの言葉でいえば、どの観点でも、それはAQAL(全象限、全レベル、全ライン、全ステート、全タイプ)のどこかに特定の場所に立脚している。
私の今日のセッションでの発言自体は、レベル的にはオレンジやアンバーの積み残しがあったように思う。
ウィルバーが述べていてたBio-social Bandを解消しておかなければ、足をすくわれる。
私の骨の髄まで染み込まれた社会からの影響は、まだまだ認識できていないことが多い。
対人支援者として、自分自身がまずはゆっくりとほぐしていきたい。
私自身が発達理論やインテグラル理論を深く理解した対人支援を実践するためには、今周囲に起きている現象そのものが、どのKosmic addressに立脚しているのかを掴むことが重要になる。
そのためには、まずは自己の発言そのもの、このジャーナリングそのものとっても、どのkosmic addressにあるのか、感じ取っていきたい。
2021年4月1日の日記より
2021年4月12日公開