今、価値観カードを作っている会社と協業していて、研修コンテンツをつくっているのだが、頭が疲れたので、気分を変えて、夕方、ちょっと母に価値観カードをしてみた。
1体1なので、カードを1枚ずつ渡していって、全52枚の中から最終5枚にしぼってもらった。その後、どうしてそれ選んだとか聴く。
当たり前だが、やっぱり母のことも知らないことが多く、「そう思ってるんだ〜」と思うこと多かったし、母自身も楽しそうに話していた。
じゃあ目つむって、10年後イメージしてみて。
何歳だっけ?周りに誰がいるんだろう?何してるんだろうね?
と少し対話してから、10年後大切にしたい価値観を選んでもらった。
10年たつと78歳。
カードが変わってきたし、変わらないものもあって、それもまた聴いてみた。
「元気でいられるのもあと10年かもしれない」
「この1年◯◯を頑張る!」
と前向きな言葉が出てきた。
その後、部屋で仕事していた。
20時頃、仕事が終わってリビングに戻ると、母が父に価値観カードを使っていた。
え!どういうこと?とか思って近寄ると、
「これ楽しかったからしてもらってんねん〜」
と楽しそうに笑う母の姿と、
「う〜ん、これかな〜」
とカードを悩みながら選ぶ真剣な父の姿があった。
なんか嬉しかった。
せっかくなので、3人でやることにして対話をした。
めったに自分のやりたいことを言わない母から「私〇〇したいねん」とか出て、それを聴くの嬉しかった。
父と母は本当に仲が良いけど、父も知らなかったらしい。
こういう内面の深い話しがこのカード通じて生まれたように思え、嬉しかった。
何か家族で内面の話するの照れくさいけど、こういうゲーム感覚で深めていけるきっかけづくりになるのが本当にいいなと改めておもった。
明日は90歳になるお祖母ちゃんに試してみたいと思う。
2021年5月19日の日記より
2021年5月20日