久しぶりに家族全員でキャンプにいった。
甥っ子姪っ子含めて16名。
兄弟含めて全員が日を合わせて集まるのは、小さい頃から、このような家族行事で育ってきたことが、阿世賀家の中で無意識のうちに良い意味で刷り込まれたものなのだろう。
テント、BBQ、川遊び、ひととおり終わりふと空を見上げると、この大自然に開放感に浸る。
アーシング(Earthing)といって、素足や素手で大地にふれることだけど、こうやって裸足で地にふれ、自然に触れることで、気分をリフレッシュさせてくれ、心身心を癒やしてくれる。
普段はまるで、人間社会で生きているように見えるけど、世の中は人だけじゃない。大自然がある。
森の揺れが手を振ってくれているように見える。
自然をみると、語感から五感からか、「無為自然」という言葉が出てくる。
そういや、今月はたまたま3人もクライアントさんの契約が終わった。
残念に思っていたが、それも何か自然の流れなのかもしれない。
今日、甥っ子がキャンプ場で、BBQの炭を捨てるドラムに手をつき、大火傷をした。
緊急病院にいったが、緊急処置が適切だったとのこと。
火傷したとき、我々大人は気づかず、気付いた頃には川の水で冷やしていた。
その対応に、小さいながらすごい対応だなと思った。
帰ってくると、89歳のおばあちゃんが、一人でデイサービスにいっていた。
いつもは、送迎前の電話を対応したり、部屋から送迎車までの移動の手伝いをしていたが、今日はキャンプに行っていたため、一人でやれていた。
これにも感心した。
人本来、自然のままで素晴らしいものを秘めており、良かれと思って手を貸していることが、その人の自立を妨げ、自然ではなくなっているのかもしれない。
もちろん、何もしないことではない。
スキャフォールディングはしたいし、この生きている現代社会そのものが自然ではないという点で、自然を取り戻す動きをしていきたいと思っている。
2021年7月23日の日記より