今日は父が休みとあって、母と3人で家の庭の掃除をしていた。
先日購入した高圧洗浄機、ケルヒャーを使って踏石や道路の縁石に水を当てると、見事に汚れが落ちていく。
こんなに気持ちいいのかという具合に。
この家を購入して二十数年、一度も掃除したことなかったわけなので、二十数年の汚れがあるわけだが、もともとはこんな綺麗な色をしていたのかと驚く。
汚れを落とした箇所と落としていない箇所を用意すると、わかりやすく綺麗になっているのがわかるが、不思議なことに、すべて汚れが落ちていると、元々こんなものに思うし、すべて汚れていると、それはそれでこんなもので汚れていると思わない。
明確な差があるとようやく違いが浮き彫りになる。
これは色んな話に言えるなと思う。
マインドフルな状態でいる時と、全くもって絶不調な状態でいる時は、身体の感覚が全然違う。
あえて対極にあるものを感じ取ることでわかる感覚がある。
また、こびりついた汚れというのは、おそらく私の中にもこびりついた思考パターン、知識、信念など、多くあるように思う。
だが、これさえも、実は対極の全く異なるものに触れていくことで、ようやくこびりついていたことに気がつける。
こびりついているものを必要に応じて落とすためには、そもそもこびりついているものを認識する必要があり、もっと意図的に異なるものに触れていきたい。
最近、土にもっと触れてみたく、父と母が行っている畑仕事に、私も関わっていきたいと思う。
2021年8月16日の日記より