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日記「あじわい」

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今日もお昼頃、ニュースを見るとアフガニスタンで死者が出ていた。

その男性は、妻と子ども3人を失い、1歳くらいの4人目だけが生き残った。その子も、顔から血が出て、足も折れている。

わずか数十秒、それを目にしただけで、目頭が熱くなる。

夕方は、祖母がNHKで大自然を満喫するような番組を見ていた。地球に住むさまざまな生物が健やかに生きている。

でも、それさえも今や我々の目に見えぬ、気づかぬところで失いつつある。それも我々のせいで。

そんなことを思いながら、Facebookへのコメントを返すために開くと、たまたま見えるタイムライムだけでも
「お金への一番の近道〜ビジネスを急成長させ成功報酬を得る方法」
「週休3日で1000万」
「毎月7桁8桁稼ぐなんちゃら」
という投稿をみると、深いため息と共に別の悲しみが湧き上がってくる。

もちろんこれも表面上の言葉だけでなく、その文脈、どのような意味で使われているかが大事だが、私なりにそれを察した上で、悲しくなる。

コーチング1つとっても、実はそれにも闇はあって、短絡的な成長至上主義、人間至上主義的なもののために使われている部分もたくさんあるわけだ。

なんとかして、私達の世代で変えていきたい。

目をつむることはもう耐えられない。

その上で、あまりに微力な私だが、何ができるのか。

少なくとも、自らが体現したい。

そして、自分のもつ価値観、抱く世界観が変わる、そんな場を作りたいし、広げていきたい。

私達の内的変容が、社会の変容につながるように。

もちろん変わるのはあなたの意志で変わるのだ。

だから、私は私に息づいているものを差し出す。選択するのはあなただ。

ただ、私自身が体現することによって、何かの相互作用が起こることを信じていきたい。

そう強く思う。

2021年8月17日の日記より

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