今日は加藤さんとのコーチングセッションに向けて、これまでのリフレクションジャーナルを読み返してみた。
執筆した内容をみて、新たな考えや気付きを感じ取ってみたい。自らの中で変化したこと、継続して取り組みたい課題を明らかにできればと思う。
改めて全体をみると、まあまず、この方(私のこと)はよくこのボリュームを毎日欠かさず書いているな〜ということに関心する。笑
なぜここまで書けるのかというと、ジャーナリングという行為そのものに悦びを感じているからだ。
あえて、喜びでもなく喜びでもなく慶びでもなく、悦びと書いているのは、ジャーナリングという行為自体に神聖なものを感じるからだ。
普段の生活の中で、ふと書き出したくなる瞬間があり、その感情を大事に、書けるときは書き、書けばとまらなくなり、自分の中からエネルギーが湧き出てくるのを感じる。
これまでなら行き場のない自己の中に生起されたものたちが、ここの場に一気に形になって誕生する。
それは「おめでとう〜!よく生まれてきたね〜!」と言わんばかりの気持ちになったり、その日1日がとても有り難く、素晴らしい1日を生かせていただいたなという気持ちになる。
本や映画の分量をかなり減らし、ジャーナリングに時間を割いているのだが、今の自分にとっては、これくらいが心地よい。
他者の借り物ではなく、自己の中から生成されるものを出していくことが、自己の治癒や成長、発達にも寄与している。
さて、読み返していく中で、感じたことを随時綴ってみたい。
CONTENTS
気付き1 言語世界の広がり
過去のジャーナルを読むと、言葉遣いや表現方法が微妙に異なる。
より正確にいうと、より表現が豊かになった。
言語が思考をつくるという観点でも、自分が今抱えているこの感覚はなんと表現するのが適切なのか、よりしっくりくるものを大切にしている。
また、より高次の世界観を理解するために、そこで使われている言語表現を、表象的な部分からでもいいので、使っていくことで自分の中で咀嚼していくようにしている。
ここは引き続き大切にしていきたい。
気付き2 右側象限への意識
書いている内容は、日常の些細な出来事から思うことを書いている点は素晴らしい。
一方で、インテグラル理論の4象限でいうと、左側象限の内面の話が多く、右側象限の外面の話が少ない。
内側が多いのは、コーチの仕事柄もあり、関心が内面へ向いていることがある。
また、家にこもるようになって、外からの刺激は、クライアントのセッションが多い点も影響しているだろう。
私自身の課題でもあるが、右側象限、特に右下象限の捉え方を豊かにしていくと、さらにアウェアネスが高まっていくだろう。
このあたりを意識したい。
気付き3 より広いシステムとしての認識
ジャーナリングの中で、「自分の中に自分がいる」という視点の記述が多い。
自己認識の広がりがあって、より細かな部分まで気づけていることは素晴らしく、このまま継続していきたい。
さらに、その自分どのように形成されてきたのかについて、私固有の背景(家族や幼少期のころ)については書けている部分があるものの、社会的、文化的背景まで繋げることは少ないように感じる。
ここまで思考ができると、よりシステムとして捉えることが増えていくように思うので、より広がりをもって認識できることが増えていくだろう。
気付き4 心動く瞬間を表現すること
いくつか心打たれるジャーナルがある。
特に自分が体験ものは、読むとその時の感情が蘇る。
たとえば
・激しく後悔した日#7
・奇妙なパラドックス#2
・自分をもっと好きになりたい。インポスター症候群の方とのカウンセリング#28
・父と母と過ごす時間の中で#44
こうやってみると、とくにクライアントさんとのセッションを通じて、私自身が感じる事が多く、クライアントさんからいただいていることが本当に多いんだなということを改めて思う。
もちろん映画や本でも刺激はある。
心が動く瞬間は、喜怒哀楽すべて、わたしにとって大切なメッセージであって、こうやってストレートに私の中で生成されたものを表現していきたい。
気付き5 実践の幅の増加
半年前と比較すると実践の幅が増えてきた。
ILP(インテグラルライフプラクティス)のジャーナリングにも書いたが、本以外に、映画、瞑想、ヨガ、油絵、散歩、ジャーナリングと実践することがその時折の濃淡はあるにせよ増えている。
これは、加藤さんや一瞬一生の会を通じてインテグラル理論を探求し、考える視点が増えたことや、鈴木さんからILPの講座も受けさせていただき実践していることも大きく、かつて認識できていた全体性より、広く全体性を捉えることができている。
まとめ
総じて、これらミクロの変化を感じて、私の中でメソな発達が起きているだろう。
半年前に目標としてあげた「自己認識と世界認識を拡張させる」というものは、生涯かけて私が実践するものではあるが、1つ1つのジャーナリングをみると、ミクロなレベルで拡張されていっていると言える。
この小さなミクロの変化を、感じ取りながら、
新しい自分と世界に出会っていくことをよろこんで生きていきたい。
2021年3月19日の日記より
2021年3月24日