今色んな企業で講座をつくらせていただいるが、典型的な葛藤が2つある。
1つは、以前あげたことがあるが、わかりやすさと専門性。
言葉を変えると、マーケットイン(わかりやすさ)かプロダクトアウト(専門性)と言えるかもしれない。
そして、もう1つは、時間・コストとクオリティ。
どこまで時間をかけて、どこまでインパクトが出るか。
このあたりを難しく感じる。
と書くと、2つあるといいながら、それ以外にも他にも色んなことが思い浮かんできた。
いずれにしても、なんらか今自分の感覚で判断して動くものの、それがどうだったのか、振り返って内省したいと思う。
それから、ここ数週間、毎日の中で、違和感をもつことや、嫌だなと感じることが増えてきた。
それ自体、もやもやする反面、自己探求のきっかけとなることから嬉しくも思う。
今自分で「増えてきた」と表現したのも、自分で書いてみて興味深く思う。
たしかに体感としては増えてきた感覚がある。
それはジョブレスの期間をもったことから、しばらく、ひとりの時間を大事にして、他者と関わることを最小限にしてきた。
それが、徐々に他者と関わることことが随分増えてきたことに比例して、違和感をもつことも増えたように思える。
一方、以前からも何かしら違和感をもっており、微細な変化にキャッチできるようなったとも思える。
違和感といえば、このような時代の中で、生きることそのものも、なんらかの苦悩が内包されておるゆえに、違和感そのものでもある。
そもそも今まで疑問にも思わぬところに、疑問がたつことも増えた。
これまた、自分の成長がゆえの喜びと苦しみなのかもしれない。
ここまで書いてみて、どこまでいっても、このように感じたり考えてたりしている自分を、面白がる自分がいる。
この面白がる自分も育んでいきたい。
2021年9月16日の日記より